【 行きましょう、山へ。 犀川ダウンリバー編】
みなさん、お元気ですか。
僕たちは安曇野へ出掛けてみました。
お目当てはパックラフトという乗り物で遊ぶためです。
パックラフトとはインフレータブル・ボート(空気で膨らますボート)を
軽量化してバックパッキングできるラフトボートのこと指します。
小さなモデルで2.15kgという驚きの軽さで折り畳むと
20cm×50cmというコンパクトさが魅力です。
このボートを手に入れてバックパックで背負って
電車で川の上流まで行き、下流まで下ってから電車で帰る。
なんて夢のような日常を思い描いていました。
しかし、インフレータブルの弱点は骨組みがないことによって船体が歪むことです。
船自体が歪むと、どんなにパドリングをしても力が分散されて
自分が行きたい方向への進行は難しくなります。
そこで自分の足を伸ばして船全体にテンションをかけます。
この「自分の体を骨組みとする」というシンプルかつ理にかなった概念に
僕の心は完全にロックオンされてしまったわけです。
1ヶ月くらい前から購入を考えていたのですが、高い買い物になるので
失敗は絶対に避けたい。
パックラフトは自分の体とのフィッティングが重要になります。
インターネットでいくらパックラフトのサイズ表をながめても、まったくイメージが出来なかったので
実際に体験してみよう、というのが今回の旅の目的です。
どうですか?この景色。
ヒューヒューって感じです。
川の流れに乗りながら移り変わる景色のスピード感がご機嫌です。
流れが穏やかな場所では足をだしてノンビリと景色を味わいます。
水も冷たくって気持ちがいいです。
何種類かパックラフトに試乗させてもらい、
自分にフィットするサイズも確かめることが出来ました。
それにしても美しすぎる北アルプスの景色。
いま常念岳の山頂にいたら最高だろうなぁ...
と妄想をかき立てながら教えてもらったキャンプサイトへ向かいます。
明るいうちにテントだけ建てておいて、メシは町へ食べに行きます。
キャンプサイトが山の上でないときはこのようなハイブリッドスタイルが楽です。
無理にキャンプとBBQをセットで捉えるとただ忙しいだけ。
夜は月が綺麗でした。
機会があったら月明かりでナイトハイクなんてのもいいですね。
欲を言えば森林限界を超えた標高で歩けたら最高です。
翌日は上田市へ移動してディーラーさんをまわってからのケヤキの巨木見学。
う〜ん。デカイ!!!
やっぱり巨木は良いです。
相変わらずMYOGも止まりません。
止水ジップが届いたので制作できるバッグのバリエーションも増えてきました。
そろそろ大物に取りかかりたいのですが、何を作るかまだ決めかねています。
それではみなさん、ごきげんよう。
(H)