【 RE-FABRIC "Soft Cap & B.B Cap"】
今回は2-tacsの新ライン「RE-FABRIC」を紹介させていただきます。
先ずは私たちが「RE-FABRIC」を立ち上げることになった経緯を説明させてください。
毎シーズン「BROWN by 2-tacs」の服作りは生地の制作から始まります。
私たちはよく海や山に出向いては『快適な日常着』の素となる素材のプランを話し合い、素材を制作しています。
もちろん、都心での状況も忘れたことはありません。
むしろ、年々と激しくなっていく街での過酷な気温、それと反比例していく施設内の空調の「差」を快適に過ごせ、かつ上質な天然繊維が持つ経年変化を長く楽しんでいただくことが、ここ数年の「BROWN by 2-tacs」の要素の1つでもあります。
その素材(巧みな繊維の組み合わせ)には、たくさんの方々の知恵が注がれています。
その方たちの知識や経験をもとに「BROWN by 2-tacs」の生地は制作されているのです。
ここで少し、私たちの生地作りの流れの話をしましょう。
先ず私たちは『遊び』ます。
それこそ先ほど言ったように海や山や街で、自分たちのブランドの服を着て遊びます。
そこで『気づき』ます。
「この生地はもっとこうすれば‼︎‼︎」と。
その後『修正』。
さらに『新しい企画』をして生地を制作します。
その生地のほぼすべてを『買い取り』、縫製工場へ発注数を伝えて製品に仕上げていただきます。
ここからが肝心な話です。
生地は必ず余ります。
今まで「BROWN by 2-tacs」の生地を作り続けて余らなかったためしがないくらい、余ります。
余った生地のメートル数が10メートル程であった場合ですら、私たちは「上手くいった...」とホッと胸を撫で下ろすくらいです。
では、なぜ余るのか?
それは、オリジナル生地はロット(製品単位)が発生するため、受注数と折り合いがつかないからです。
こんな内々の話をしてしまうと、「そんなの知らん!」とお客さんにソッポ向かれてしまうかもしれません。
前シーズン、またはもっと前のシーズンの生地を使って新ラインを打ち出すことに、ネガティブな要素が含んでいることも重々承知しています。
しかし、私たちには生地を制作した『責任』があります。
そして、なによりも以前に制作した生地に対して、新しいアプローチとなる『クリエイション』がこれから求められる時代となっていくと感じています。
「RE-FABRIC」
今後の活動にご期待ください。
【SOFT CAP ( NAVY ) 】
【SOFT CAP ( KAHKI BEIGE ) 】
No.RF-C001 "SOFT CAP"
Fab: Cotton 71% , Wool 29%
Col: Navy (O.S.F.A.), Kahki(O.S.F.A.)
This product uses 2014-2015AW fabrics.
Price: ¥8,000-(plus tax)
【B.B CAP ( CAMEL ) 】
No.RF-C002 "B.B CAP"
Fab: Wool 100%
Col: Camel (O.S.F.A>)
This product uses 2014-2015AW fabrics.
Price: ¥8,500-(plus tax)
(先着3名のお買い上げのお客様には手製の粗品をご用意しております。)