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【 SIGN展 】

久しぶりに個展っぽいことをやっています。

久しぶりの屋内での作品の展示です。

屋内いいなぁ...インドアいいなぁ...

繊細な作品が展示できることがなによりです。

12/26までやっていますので、寄ってみてください。
(ウチのお店からも近いです!)

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『SIGN展』

場所 UPCYCLE MARKET 東京都世田谷区池尻2-36-5
期間 12月10日(火)〜12月26日(木) ※ 土、日定休
時間 10:00〜20:00

入場無料

何となく買ってきたものvol.3



立ち寄ったウェンデュイネという町のフリーマーケットでホーロー製の鍋を買った。

グレーを少し足したような控えめなグリーンが気に入った。

あと大きさも良し、家族全員の胃袋を満たすには十分なサイズだった。

野菜などの常温保存が可能な食材と少しの水と調味料、それとこの鍋さえあれば

僕たちはレストランの閉店時間を気にすることなく移動や遊びに没頭できる。

外食も楽しいけれど、市場やスーパーに並ぶ新鮮な食材を見て

そろそろ料理をしたくなってきた頃だった。

それと、この鍋を手に入れたことで、また一つ旅の不安がなくなったと実感できたことが

とても不思議な気持になった。
 
考えてみれば僕たちは東京で不安だらけの生活を送っている。

家族や仕事、自分の身体の心配事をはじめ、

生活の様々な不安を本気で箇条書きで書き出したら、きっと大変な数になるのではないか?

ましてや、それらの不安のすべてを拭い去ることなんて到底不可能な話だが

僕はその不安をなるべく拭い去ろうという努力を惜しむことなく

趣味や物欲、または食事などで不安を遠ざけている。

(その行為も応急処置的なもので、不安の本質が完全に取り除かれたわけではない)

しかし、以前は手当り次第に気に入ったものを購入していたが

ここ最近でモノの消費の仕方が大きく変わった。

「これは今の生活に本当に必要なものか?」

と自分に問いかける。

その判断基準が年々自分の中ではシビアになってきている気がする。

包丁やまな板、使いやすそうな器などが整然と並んでいる

いわゆるハイエンドな日用雑貨店が軒並み増えている傾向から見ても、社会全体が

「コレクション型の消費」から

「実感型の消費」へと移行しているということを、この鍋は再確認させてくれた。

(H)


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●NOT FOR SALE

何となく買ってきたものvol.2

 
アムステルダルの出発前に友人の友人が(ちょっとややこしいが)

バーベキューコンロをどこかから拾ってきてくれた。

日本からガス式のカセットコンロは持ってきていたのだが、これは嬉しい。

ありがたく使わせてもらうことにした。
 
さて、オランダの平坦な高速道路を抜けると、ベルギー・アントワープに着いた。

もう外は薄暗くなっていて目当てのキャンプ場に着いてみると驚くほどの満員御礼状態。

「さて、どうする?」と、全員でミーティングした結果

「キャンプ場の駐車場でいいんじゃねーの?」と満場一致。

モノの5分でこの答えをだす、家族のラフさになかなか感心。

キャンプ場の客のフリをして水をもらい、軽く喉をうるおして寝て

翌日は北海を眺めに、西へと車を走らせた。
 
旅は常に選択の連続で、その選択肢のカードをどれだけ持っているかで

バラエティに富んだ旅を構築できるかのように思う。

ようするに、最高のカードと最低のカードの振り幅がどれだけ大きいかで

旅の楽しさが変わってくるということだ。

トランプゲームの「大貧民」や「7並べ」のように

自分の手持ちの最高のカードと最低のカードをミックスして

全体のアベレージを上げていく。

最低の状態と最高の状態が交互にやってくる旅は、正直言って大変だけど

そんなことは旅でしか味わえない。

「寝床がない!」とか

「水がない!」とか

「充電がない!」とか

日常では当たり前にある、ありとあらゆるものが無いことによって様々な不安が降り掛かるが

沈む夕日はチョー素敵だ。
(H)

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●"OLD TRUMP" from Flemish of Belgium 
Price: ¥525-(tax in)

何となく買ってきたものvol.1


ずっと昔からの夢だった家族でのヨーロッパ・キャンプの旅に行った。

4月くらいからボツボツと準備をはじめて、車はレンタカーにしないで

ヨーロッパに住んでいる友人と一緒に中古のキャンピングカーを購入した。

理由はオンシーズンのレンタカーよりも買ったほうが値段も安かったし、そのあとも使える。

万が一、車が故障してしまったら、それはそのときに考えれば良い。

旅のリスクは日常には無い緊張感を与えてくれるし、

その緊張感は自分自身の勘を研ぎ澄ましてくれるような気がする。

正直、そんなことよりも家族全員が旅立つ日まで、

怪我も病気もないようにと、祈るような気持で過ごした出発前のほうが気分的には辛かった。

(で、結局怪我をしたのは僕でした‥)

そんな感じで最初にたどり着いたのはオランダ・アムステルダム。

友人と久しぶりの再会。

彼は3・11のあとに家族で東京からオランダに移住した。

(動き速かったなぁ‥)

そして今はアムステルダムのヨルダーン地区で雑貨と洋服とレンタルサイクルを営んでいる。
 
アムステルダムは自転車で移動するには最適の街だ。

坂もないし自転車道も整備されている。

街には観光者向けのレンタルサイクルも多くあるけど、

彼の店で貸し出す自転車はすべてビンテージバイク。

一般のレンタルサイクル屋で貸し出すような、店のマークがデカデカと描かれた自転車よりも、

もっと街に馴染んで走り出したい人にはおすすめ。

そんな彼に連れて行かれたのは、地元でも評判のブリュワリー。

6種類オリジナルビールがあって頗る美味い!(ZATTEが好き)

お店もいい感じで、「あるかなぁ」と思ったらやっぱりありました。

イカしたオリジナルTシャツが‥

お店に少しだけ持って帰ってきたので、興味のある人はよろしく。
(Sサイズしかなかったけど‥)

(H)
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●"Brouwerij 't IJ" Tee
Fab: Cotton 100%
Col: Black
Size: S
Price: ¥3,990-(tax in)

【ギャラリー・あいつ】

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