【 Out fit In... 】
He is my first time sleeping man in this trip.
He falls in dream.
In the U.S.A.
2010311
【 ブラウン伯爵4 】
今期もはじまりました
恒例の小説家ごっこ
外界との遮断
昼と夜の逆転
自分の殻に閉じこもって
理不尽な自分の世界を描く作業
今回はロケーションを少し変えて
もっと深く閉じこもろうと思っています
場所は久しぶりのサンフランシスコ
そこでじっくり自分の文字と向き合います
良い文章は最初から望んでいません
皆さんが共感出来る文章も
望んでいません
僕は僕の思う自分の世界を描き上げる作業を
実行するだけです
生意気言ってすいません
でも、そのくらいに楽しみにしている旅なのです
楽しみにしていて下さい
さぁ。描きますよ!
行って来まぁす。
【 Tsunami 】
2004年12月26日。
その時、僕達家族はタイの離島、ラヤ島にいた。
その島は車もなければ道路もない。洒落たフルムーンパーティもない。
(移動は徒歩かトラクター。それと何故かフィックスギアのマウンテンバイクのレンタル。)
本当に何にもない。
よって、する事が本当に何もない。夢のような島だった。
2003年に何となく着陸したこの島を一発で気に入って
2005年の新年を僕達家族はこの島で迎えようと計画した。
そして起きたスマトラ沖地震による津波。
その時に重なった幾つかの偶然。
そして幾つかの判断を迫られ決断して行動した。
それが結果的に正解だった。
だから僕達は全員無事に生還出来た。
あの時の判断をもし逆に考えていたらと思うと
今でも背筋が凍る。
その後の4日間、島からも出る事が出来ず
倒壊したビーチ近くのホテルの宿泊客を
僕達の泊まるバンガローのオーナーは迎え入れともに生活する。
結局、海軍の船が迎えにきてくれて無事プーケットに戻る事が出来たが
想像を絶する光景と異臭で目が眩む。
倒壊した貴金属店に押し入る人々。
その人達を警棒で殴る警官。
道いっぱいに敷き詰められたガラスの破片。
その状況でもバカンスを強行するサンオイルべったりのゲイの白人カップル。
津波の影響を受けていないバーの奥からは
生バンドが演奏する爆音のホテルカリフォルニアが聞こえてきた。
そんな光景を背になんとか宿泊できる安全そうなホテルにチェックインした時には
僕は文字通り精も魂も尽き果てていた。
その津波が今日(2010/2/28)日本の太平洋沿岸に届くという。
不謹慎に聞こえるかもしれないが、僕はその津波をこの目で確かめたいと思った。
あの時に僕達家族を含むたくさんの人を襲った
津波というものが今回どれほどのエネルギーを持ってやって来るのかを。。。
その形はまるで波紋のように弧を描いて広がっていた。
普段の波のウネリではなく、そのウネリの容積が桁違いに広い。
(普通のウネリを線とすると、津波のウネリは面)
よって、よせてはかえす波ではなく、よせてよせてよせての波である。
水の量が僕達の考えている波の基準を遥かに超えている。
幸いにも日本に届いた津波の高さは低かったが
これがもし数十メートルの波だったら本当に大変な事になっていたかもしれない。
やはり、自然は恐ろしい。
勿論いまだけではなく、いつ何が起きてもおかしくはないが、
僕達は自然によって「何か」が壊された時にこそ人情を持って
互いを助け合う行動が出来る「人間の本質」をいつでも自然に問われているのではないか?
と、あらためて思う。
【 発光体 】
阿部ちゃんと巨木見学
今日はあいにくの雨だけど
雨の巨木もわるくない
雨粒が着ているナイロンジャケットに当たって弾ける音が
心地いい
美しくレイアウトされた神社の裏山を20〜30分登ると
切り立った崖があって
「うわぁ!」
と、間違いなく声が出る
凄いロケーションにその巨木があった
東京に戻って写真をチェックしていると、この写真
早速阿部ちゃんに連絡
「阿部ちゃん。これ、出てるよね?」
「えぇ。出てますね。」
「見えるよね?」
「えぇ。見えますね。」
車中、メロンパンを凄い長い時間をかけて
冷静に食べる阿部ちゃんは
謎の発光体を見ても
いたって冷静だ (車は禁煙)






