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【 BROWN by 2-tacs "ASTORIA & SWEAT TAPERED" 】


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No. B14-J002 "ASTORIA"
Fab: Cotton 50% , Nylon 50%
Lining: Cotton 100%
Col: Olive , Black
Size: S , M , L
Price: ¥51,000-(Plus tax)

No. B13-U006A "SWEAT TAPERED"
Fab: Cotton 52% , Wool 29% , Linen 19%
Col: Black , Brown
Size: S , M , L
Price: ¥33,000-(Plus tax)

行きましょう、山へ。 北八ヶ岳縦走編】

みなさん。お元気ですか?
自分は北八ヶ岳に行ってきました。
 
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今回の山は、はじめての北八ヶ岳へ2泊3日。

南八ヶ岳よりは標高も低く、比較的歩きやすいので積雪期にも人気のこのエリア。

まだ雪が付いていないこの時期に全体の距離感を把握しておいたほうが、これから本格的に始まる冬山シーズンで焦らずに楽しめそうだし、来年の春夏に発表するTシャツのテストも兼ね突発的に思いつき、例によってソロで向かう。

新宿から「あずさ」に乗り、茅野駅で降りてからバスで渋の湯へ、サーフトリップでは味わえない電車とバスを乗り継ぎが旅情をそそる。
 
 
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登山口を過ぎて5分もすると空気が変わるのがわかる。

冷んやりと湿っぽい空気に混じった香ばしい松のにおいが

あぁ...山だね。
 
 
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2時間ほど歩くと黒百合平へ到着。

まだ歩き足りない。

もう少し足を伸ばして高見石まで向かおうか、どうしようか。

ガスが出ていたのでやめる。

明日は間違いなく晴れなので、楽しみは明日にとっておこう。

テン泊は自分を入れて3張りという空き具合。

今回の縦走への期待が膨らむ。
 
 
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寒い寒い寒〜い‼︎

完全にシュラフの選択をミスった。

まだこの時期だったら大丈夫だろうと夏用のシュラフ+ダウンジャケットを持っていったら寒すぎて全然眠れない。

12時間近くテントの中で過ごしていたけど、何とかウトウトできたのは1時間半くらい。

寝返りを120回はした。

これでは次の日のテン泊は不可能。

結論から言うと、これからの山行は使用しない荷物を背負わないといけない。

軽さへの欲が裏目に出てしまった悪いパターン。

忘れていた。

そういえば、山は厳しいんだった。
 
 
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気を取り直して朝6時頃に黒百合平を出発。

中山峠の分岐にでて、北へ向かう。
 
 
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朝日を浴びながら中山の稜線を歩く。

「やっぱり、昨日のガスってる時に歩かなくて正解だったな。ナイス選択。ナイス俺!!」

と、昨夜のシュラフの選択ミスを帳消しにしようと自分自身を励ましながら歩く。

馬鹿馬鹿しいけど、こういうのはけっこう大事。
 
 
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中山山頂を越えて展望台へ出る。

見晴らしがいいので、ここでちょっと一休み。
 
 
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降りきった高見石小屋は通年営業。

ここで用を足してから丸山へと登る。

そして麦草峠へ降る。

せっかく登ったのに、またすぐに降りる行程がなんとも歯痒く感じるが、縦走とはそういうもんだった。

今日一日はこの繰り返し。 
 
 
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正直に物申すと、自分は『森が育つ』という言葉にあまりピンときていない。

森が育ち続けているのなら、なぜこの森は肥大していかないのだろう。

老木は倒れ、土の中にひそんでいる星の数ほどの微生物たちによって優れた堆肥へと姿を変えていく。

その栄養分を新芽や若木が吸い上げながら背丈を伸ばしていく姿に人は「森が育つ」と勘違いしているようだけど、それは違う。

「育つ」

たしかに良い言葉だけど永遠に育ち続ける人間や動物なんかいたら、かなり気持ち悪い。

限りなく育ち続ける社会や会社も、ちょっと気持ち悪い。
 
 
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森が育つということは、同時にたくさんの死を内包しているということ。

死をなくしては森は育たない。

その生と死のバランスを巧みにあやつっているかのような「何か」に自分は神秘を感じている。

森は育っているのではなく、森は保っているんだと思う。
 
 
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麦草峠へ到着。

メルヘン街道なる立派な道路が通っていた。

いきなりでてくる道路に多少の興醒めはあるが、出来てしまったものにとやかく言える身分でもないので、先を急ぐ。
 
 
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大石峠を越えて茶臼山の中小場で軽く休憩。

見えているのが茶臼山。
 
 
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茶臼山到着。

この日の茶臼山の展望は素晴らしく、まさに雲ひとつない晴天。
 
 
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南方面は南八ヶ岳が見える。

今日はどこを歩いても気持ちが良いだろうな。
 
 
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北アルプスはもう雪がついている。

厳しそう。
 
 
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縞枯山を登り、雨池峠に降り八丁平にある縞枯山荘に到着。

この小屋かわいいなぁ。
 
 
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10分ほど歩くとロープウェイの山頂駅が見えてきた。

半端なくモダンでスペイシーな印象を受ける。

街だったらどこにでもありそうな建物なのに...

ちょうどお腹もすいてきたので、昼食をここでとることにする。
 
 
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一押しの野菜カレーを頼む。

美味い美味い、美味い!

さらに、アイスコーヒーがセットで付いているなんて、どこまで素敵なんだ‼︎

最高です!

もう一度言います。

最高です‼︎
 
 
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山頂駅から北横岳山頂に到着。

さて、そろそろ今日の宿を決めなくてはならない。

天祥寺原まで降りて、一気に蓼科山まで直登して明日の早朝に御来光を拝もうという計画だったけど、それだと明日の歩く距離が減ってしまう。

明日も天気は最高なので、もう少し歩きたい気持ちになってきた。

よし、決めた。

今日はこのまま東へ進み大岳を登ってそのまま双子池に向かい双子池ヒュッテに泊まろう。
 
 
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蓼科山を横目で見ながら大岳へと向かう。

なかなかのルックス。

右手に見える双子山の稜線を歩くのも明日の楽しみの一つ。
 
 
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道を振り返ると、さっきまでいた北横岳が遠くに見える。

この目視の距離感を覚えておくと、励みになるし色々と便利。

北横岳付近に比べると極端に人が少なくなった、というか誰ともすれ違わない。

岩場で急坂なのであまり人気がないトレイルなのだろう。

携帯電話も通じない。

もしここで何かあったら面倒なので今回はじめてのヘルメットを頭に装着する。
 
 
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大岳に到着したけど、頭の中は宿のことでいっぱい。

正確に言うと宿の布団のことで頭がいっぱい。


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双子池ヒュッテに到着。
 
 
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布団を期待して向かった双子池だが、予想をはるかに上回る美しさ。
 
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「今日はお兄さんいれて3組で5人しかいないから、個室に泊まっていきな」

といきなりVIP待遇。

4人部屋の個室に一人で泊まる。

敷き布団を全面に敷き詰めるか4枚重ねるか考えあぐねた結果、4枚重ねてぐっすり眠る。
 
 
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翌朝は6時半ごろ出発。

ちょっと登ると双子山の稜線へ出る。

素晴らしい景色。誰もいない。
 
 
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蓼科山頂ヒュッテに到着。

南八ヶ岳がくっきりと見える。
 
 
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蓼科山山頂に到着。

広い頂上から360度の景色を見渡せる。

広域の地図を広げて、見えている山の答え合わせがなかなか楽しい。

このあとは一気に女神茶屋まで降って、蓼科温泉につかりバスで茅野駅まで。
 
 
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さすが蕎麦どころ信州。

茅野駅の立ち食い蕎麦では生麺と乾麺の2種類の蕎麦が選べる。

生麺のクオリティ高し。

出汁の香りもよく出ていて、少し甘めの味付けも胃に沁みる。
 
 
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今回の行程を地図で記し、日にちによって色を変えてみた。

久しぶりの山行でいい足慣らしになったし、新作のテストの結果も上々だった。

これからはじまる冬山が楽しみ。
 
さて、つぎはどこに行こうか。
(H)
 

【安心】

人並みに調べごとや、考え事は好きなほうなので、毎日いろんなことを考えているつもりなんだけど、自分の思考よりも世間様のスピードが速くてどうも追いつけそうもない。
社会で起こる事件や問題を咀嚼し、やっと自分なりの正論をみつけた頃には、もう別の事件が起こり新しい問題が提起されている。
よって、毎日眺めながら手塩にかけて育てている植物にやっと変化がみえると、とても嬉しいし安心する。
たまに友人や知人や有名な人のブログを覗いてみると、バリバリ仕事して、かといって遊んでいないわけでもなく、そちらもバリバリやっている様子を見ると、きっとこの人たちの1日は36時間なのではないかと勘ぐってしまう。
よって、日々の温度や湿度、または太陽の傾きの変化を感じると、とても安心する。
よかった。誰に対しても1日は24時間だ。
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(H)

O.S.F.A.

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8/28に逗子のSURFERSにて「夏の終わりのパーティ」をやりたいと思います。
ライブはPEPE CALIFORNIA、DJはパードン木村さんとHOBO BRAZILにお願いしています。
それと僕もDJします。
(Wakka「SLOPE」も手伝ってくれることになりました)

会場となるSURFERSのロケーションは最高なので、きっとお酒を飲んでご機嫌な音楽のリズムに合わせて腰をクネクネしていたら、あっという間に1日が終わると思うので、早めの参戦をお勧めします。(パーティは午後3時から9時までの6時間)
イベント名の「ONE SIZE FITS ALL」は衣類のフリーサイズを示す言葉でもありますが、ほかに「多目的用途に適した,万能の,包括的な」という意味も含んでおり、パーティにはもってこいの言葉だと思います。
 
『夏の終わりは寂しいのです。それは夏至から冬至に向かって太陽系の進行方向とは地球が逆に向かっているかららしいです。つまりは現在地球が過去の場所へ移動中ということです。この友人の説に僕は妙に納得しました。だからこの時期はなんとなくぼんやりと昔のことを思い出したり、この夏に何かをやり残したような心持ちになるのかもしれません。それならいっそのこと正々堂々と夏の終わりの汐風を心が納得するまで全身で受けてしまったほうが、きっと気持ちがいいはず‥このパーティはそういう遊びです』

ではみなさん。一緒にクネクネしましょう‼︎‼︎
(当日の8/28(金)はThe Fhont Shopはお休みをいただきいます)

(H)

行きましょう、山へ。 沢登り編】

みなさん、ご機嫌いかが?
 
自分は人生初の沢登りに行ってきました。
 
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沢登りとは読んで字のごとく、いつのも山行では決して歩くことのない沢筋を登るという遊び。
 
当然、全身ビチャビチャに濡れるのでウェットスーツを着て望む。
 
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まず、景色が違う。
 
片側ではなく左右の岩間からニョキニョキと伸びていく植物。
 
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深いゴルジュによって陽の光は全体に届かず、ダウンライトのように一点のみを照らす景色が美しい。
 
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流れる水の落差によって音が変わる。
 
沢の幅の細い場所では轟々と水の音が辺りに響く。
「このエネルギーを何かに使えないものか...」と本気で考えてしまうくらいパワー。
 
ずっといると首が折れそうになる...
 
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あまりにも水量が多い滝の場合は巻いて登る。
 
登山道ではないのでロープを使用。
 
久しぶりにハーネスを装着。
 
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第二ゴルジュの難所。
 
鳩尾のあたりが『ヒュ〜』ってなるくらい高い。
 
万が一、滑落した時の自分をどんなに贔屓目でみても助かりそうにない。
 
この日は台風からのウネリをたっぷりと3日間も楽しんだ次の日だったので、正直言って腕も肩もパキパキ...
 
集中集中...
 
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常にハードなルートをとっていたT中くんは今回のパーティで最年少。
 
「いいなぁ!若いっていいなぁ!」
 
と、思いながらパシャリ。 
 
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第三ゴルジュでの滝ではA部くんがみせてくれた。
 
「かっこいいぞ‼︎‼︎かっこいいぞA部‼︎」
 
と、思いながらパシャリ。
 
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こんな感じで計6時間の山行を終える。
 
今回の水先案内人のM岸さん。ありがとうございました。
 
今度は沢でキャンプできたら最高。
 
やばいな、また欲しい物が出てきた。
 
つぎはどこに行こうか。
 
それではみなさん御機嫌よう。
(H)

 

 

 


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